【くつあらいましょう】最後まで物を大切に使う心が育まれる絵本
子どもの成長あっという間なので、「もう靴を買い替え!??」と思うことは多いはずです、、。
毎日履いている靴には思い出がたくさん詰まっていることでしょう。
その靴を手放すとき、どうしていますか?
靴の買い替え時にこの本を手に取ってみてください。
これまで使っていた靴に感謝の気持ちをもつことができると思います。
【くつあらいましょう】 作者・出版社

文・くすのき しげのり
絵・さこ ももみ
出版社・廣済堂あかつき
【くつあらいましょう】あらすじ
あすかの窮屈になっていたお気に入りの靴
とうとう穴が開いてしまいました。
お母さんにそれを伝えると、
「明日から新しい靴を履いたらどうかしら?
(古い靴は)もう捨てるから、燃えないゴミのところに、、」と。
そこでおばあちゃんが、あすかに声を掛けます。
靴はもう直してあげられないけど、あらってあげようよ!
あすかは、もう捨てるのに、、と言いますが、おばあちゃんと一緒に
靴を洗います。
洗っていると、靴屋さんで買ってもらったときのこと、靴が泥だらけになって
泣いてしまったときのこと、、。お気に入りの靴とのできごとを思い出します。
思い出しているうちに、心を込めて靴を洗うようになっていきます。
最後は、くつに感謝の気持ちを伝えます。
【おばあちゃんすごい!】対象年齢・感想
やさしいタッチのイラストで、ストーリーも長すぎず、3歳~楽しめる絵本です。
お気に入りの靴との出会いから、手放すまでの心の様子が丁寧に描かれていて、
あすかの大切にしていた思いが絵本から伝わってきます。
つい新しいものに目をむけてしまいますが、
これまで力を貸してくれた物に感謝の気持ちを込めて、キレイにして手放したいものです、、。
そして、子ども達に「物を大切に扱う」、「物に感謝する心」が育って欲しいと願い
読み聞かせしています。
また、親子で読むときにはくつの思い出話をするのも楽しいですね♪
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